ぼちぼち、いきてゆく

思考の記録、アウトプットの練習をします。

本当に好きなこと・やりたいことってなんだろう?

自分の好きなこと、やりたいことって何だろう。
 
やっていて本当に楽しいと感じることって何だろう。
 
心の底から大好きだと言える、考えるだけでワクワクするような。ふわふわした気分になれるような。
 
 
考えてみても、すぐには思いつきませんでした。
 
好きなものはたくさんあるはずなのに、「本当に、心の底から好きだと言えるか?」と改めて自分に問うてみると、「誰に何と言われようと好きだ!!」と即答できるものは一つもありませんでした。
 
 
私には、純粋に、ただ、『好きだ!やりたい!」と思えることは、本当にないのだろうか。
 
きっとそんなはずはないと、じっくり、今までの自分の「好き」や「やりたいからやったこと」を振り返ってみました。
 
 
子供の頃から絵を描いたり、手先を使ってモノを作ったりすることは進んでやっていたし、今も、絵やものづくりは気が向くとやったりします。
 
でも、「ただ好きだからやっているのでしょう?趣味でしょう?」と問われても、純粋に『はい、そうです」と答えられる自信は正直ありません。
 
「認められたい」「褒められたい」のような気持ちが少なからずあるからです。
 
でも、褒められたいくせに「下手なもの・中途半端なものをみられて、貶されたくない・下手だと思われたくない」と怖がって、自分で創作のハードルをあげて、そのせいで創作意欲はどんどん減るばかり…
 
 
あれ?私は何に縛られているんだろう。
 
それこそ創作なんて、ただ生み出す分には、限りなく自由なもののはずなのに。
 
 
今まで「なんだか難しい」と見上げていたハードルは、承認欲求や変なプライドから自分で作り上げた幻想だったのです。
 
いつのまにか、「人からどう見られるか」「損得」のような思考で、自分の好きや好奇心を覆い隠して、奥の方にぎゅうぎゅう詰め込んでしまっていたから、すぐに取り出せなかったようです。
 
 
私は今まで、気分の波に振り回されて、調子が悪くなるたびに出来ないことばかりがどんどん増えていく自分を見捨ててしまっていたのだと思います。
 
本当は好きなこともやってみたいこともたくさんあるのに、それらしい理由をつけては諦めて。
 
 
「やってみるには、なにからすればいいかな」「すぐに全部は出来ないけど、今できそうなことはあるかな」
 
そんな風に考えて ワクワクしていられたら、好きなものを遠ざけてしまわずにそばに置いて大事に出来たら、と思います。
 
 
 
この世には、数は少ないけれど、『やりたいこと・好きなことでお金をもらって生きている人』が、確かにいます。
 
そういう人たちを表すときには、よく「天才」とか「天職」なんて類の言葉が使われるけれど、きっと”生まれ持ったもの”や”好き”だけでは続けていくのは難しくて、計り知れないような努力をし続けられる人だけが、そういう生き方をしていけるんだと思っています。
 
そういう人たちのようにとまではいかなくとも、これからは、自分の「好き!」「面白い!」「やりたい!」をちゃんと受け止めて、なんでもかんでもすぐ諦めず、出来るだけ叶えてあげられるよう努めたいです。