ぼちぼち、いきてゆく

思考の記録、アウトプットの練習をします。

好きな人、嫌いな人

 嫌いな人とは、そりゃ出来れば一緒に過ごしたくない。出来るだけ多くの時間を、好きな人と一緒に過ごしたい。なんなら、好きな人とだけ関わって生きていきたい。


 でも、そんなのは普通に考えて無理だ。事情があって長く一緒にいなきゃならないなんてことは多々ある。クラスメイトだからとか、同僚だからとか、腐れ縁だからとか、家族だからとか。理由はそれぞれに、いくらでもある。


「そんななかでも出来るだけ心地よく過ごすために」って、「"好きな人"と過ごすために」って理由で、自分が感じた違和感だったりモヤモヤなんかを全部なかったことにして、自分のなかで「嫌いな人」を「好きな人」に変えてしまうための努力してしまうことは、

きっといつか、フタをされて逃げ場のなくなった負の感情が、忘れた頃に突然爆発したり、溢れて止まらなくなったりしてしまうような、そんな危険を伴うと思う。

 
 できることなら、「嫌い」とか「苦手」とか、そういう気持ちもそのまんま受け止めて、その上で、気長に「いつか、好きになれそうなところとか、許せる理由とか、そういうのが見つかればいいよなぁ」くらいの気持ちで、ゆるくのんびり、探したり探さなかったり、していければいいと思う。


 逆に、好きな人や素敵だと思う人、尊敬できる人だったりとは、できるだけ難しいことは考えず、【好きだから】ただそれだけで、一緒にいられたらいいと思う。